こんにちは、Mahaloです。先日、テレビの番組で最強東大生を決めるという趣旨で、様々なジャンルのクイズが出題されてました。普段クイズ番組が嫌いな私ですが、どんなクイズが出題されるのか気になり、なんとなくクイズに参加してみることに。
予想していた通り出題された内容は、暗記力を問う問題でした。
珍しくクイズに参加しましが、東大生に余裕の勝利でした!なお、私は東大生でもない、いわゆるFランクの大学です。
どんな問題が出題されていた?
この番組でどんな問題が出題されたか?
いくつか紹介しますと、ヨーロッパのポルトガルから陸続きの国を順番に答えていく。とある漢字を含む言葉を多く書く。四文字熟語を答える。という暗記というか、こんな問題を東大生に出すなよ!というものもありました。
一つ惜しかったのが、暗号の解読問題です。単純に暗号を解読せよという問題ならば良かったのですが、これは武田信玄が使っていた暗号である。解読せよ。という問題です。誰が使っていたか言うなよ!と思いました。誰が使っていたか言ってしまうと、頭を使わずに回答出来てしまうでしょうが!
全問ググりましたけど何か?
東大生向けのクイズに自身の記憶では、わかりません。そんなに暗記力も良くないですし、さほど勉強してきてませんでしたから、暗記力で現役東大生に勝てるわけありません。
では、どうやって勝ったかというと、Google検索で解答を探したからです。
クイズ番組でネットの力を使って正解してんじゃね〜よ!と批判されるでしょう。でも良く考えてみてください。暗記力しててなんの意味があるのですか?
暗記ばかりで消耗してるの?という感じです。
大切なのは暗記する力ではなく、答えを導き出す力
私が重要視しているのは、暗記力ではありません。物事の本質を理解し応用する力です。いわゆる見えない答えを探し、導き出す力です。
今の社会は、ITの進化により定例的な仕事や連続性のある仕事がロボットや人工知能によって破壊されつつあります。今後の求められる力は、間違いなくイノベーションが起こせる人材です。
暗記力ばかりで鍛えていても、ITの力には勝てません。早く暗記力重視の考えから脱却し、ITでは解決できない考えてゼロから1を作る力であったり、答えがない物事に対して最適な答えを導き出す力が必要です。社会に出ると、答えがある仕事なんてありませんから。
まとめ
今回、クイズの番組を見ていて、東大という日本の最高大学に対して暗記力を求めた。そして、優勝者に対して、最強頭脳と褒め讃えていた。ホント暗記教育で答えは一つしかないと教育されている日本のダメな所が出ている内容でした。
この悪しき日本の習慣を、ゴールデンタイムのテレビ番組で堂々と放送した事が許せないのです。この番組を見て勘違いして、子供に暗記教育を詰め込む親や政治家が増えない事を願います。
また、番組を見ていて、何でもできるゼネラリストを推奨しているように見えたのも気になりました。本当に今後の社会の変化を考えた時にゼネラリストで良いのですかね?私はスペシャリストを育てていく必要が多くあるかと思うのですがね。