こんにちは、Mahaloです。会社生活において避けて通れないのが人事異動。自分が動くパターンもあれば、周囲が動く場合もあります。個人的に1番インパクトがあるのは、自身が異動するパターンでもなく、チームメンバーが異動することでもなく、上司が異動して新しい人が来ること。
何が困るって、仕事のやり方、スタイルそのものを変更しなければならない場合があるからです。上司を自分で選べれば、自分と性格のあう人を選ぶんですが、上司って選べないんですよね。昔ながらの熱血系上司に対処する方法を考えていきます。
変に熱血上司に合わせていくと、メンタルやられてしまいますから。
松岡修造並みの熱血上司が現れた!
私の働き方のスタンスは、いかに少ない労力でアウトプットを最大限まで出すか。残業せずにスマートに働くかを大切にしています。仕事の目的と求められているアプトプットの質を考慮し、合格のプラスαを狙いにいきます。
入社して10年以上このスタイルを貫いてきて、それなりに社内でも評価されているやり方です。また、今後生産性を求められる世の中においては重要なマインドだと考えます。
そんな私の上司が、最近松岡修造並みに暑苦しい人に変わりました。私は、チームリーダー兼プロマネで、新しく来た上司は、部長級のポジションです。
どのくらい暑苦しい人かというと、数年前の松岡修造の日めくりカレンダーを未だに使い続けていますし、結果ではなく、どれだけ頑張ったかを見ています。それに効率的なやり方を推奨せずに、パワーや人海戦術でどうにかしようとします。
とにかく気合いだ!皆で総動員すればどうにかなる!と根拠の無い言葉掛けばかり・・・。
熱血上司vsスマート生産性重視のチームリーダーの熱き戦い
突然、熱血上司が言いました。「部内で炎上しているプロジェクトがあるから、部総動員でテストするぞ!しかも、手で確認し、新旧の画面を目視だ!」と。私の会社は、システム関連会社ですので、テストというのは、システムの品質を検査することです。
私は、言いました。なぜ、総動員で確認する必要があるのか。新旧の画面を目視なんて方法を取らなくても、システム的に確認できる。工夫すればツールも使えるのでは?しかも、急に言われてもチームメンバーのタスクが溢れる。若いメンバーに、テストする意味も伝えられないようなものを、急に依頼することはできない。
チームリーダー層と課長や部長クラスで議論になりましたが、力及ばず総動員で目視することに。味方は、7人いるチームリーダー層の4名と課長の1人・・・。なんて部だ・・・。ちょっとした絶望ですよ。
チームメンバーにはスマートに仕事をして欲しい!
結局、私はチームメンバーに対して、この不毛な作業を依頼せずに、自分で請負うことにしました。メンバーには、生産性や目的を伝えられない作業をお願いすることができなかったのです。見積もっているトータル作業時間は、期限は3日後で、1人でやると18時間かかります。
チームメンバーは私が、この件を1人でやっていることを知っています。
当然「手伝います」と声かけてくれますが、「この作業をするくらいなら、私の普段の仕事を引き継いで欲しい」と答えます。
私は、今後のためにも無駄な作業に時間を使うのではなく、できなくなってしまう私の仕事をメンバーにお願いしたのです。この方が必ずメンバーの成長につながると信じて・・・。
また、この無駄な作業をやっている3日間で貫いたのは、メンバーの誰よりも早く帰ること。毎日定時帰りです。メンバーに変な不安や心配をして欲しくなかった。
今後、熱血上司とどのように付き合うか
今後、熱血上司との付き合い方ですが、徹底的に衝突していきます。先ほどのエピソードでも衝突していますが、影響するのは私の評価くらい。変に熱血上司に付き合わされると、飲み会や残業に繋がってしまいます。チームメンバーのメンタルも心配です。
なので、私は徹底的に生産性を追求して、上司を追い詰めていきますよ!そして、この上司に対しては、口頭では報告もしませんよ。「全てredmineというオンライン上のtodoツールを見てください」完結させます。
チームメンバーとの過度な干渉もさせません。(実はこの上司、過去に5人ほど退職に追い込んでいるんですから)
1年後、私はおそらく今の部署から飛ばされるでしょう。
でも、良いのです。熱血で残業すればするほど良いと思っている上司の犬となり働くよりも、私は自分のスタイルを貫きます。