こんにちは、Mahaloです。私は現在働き方改革に取り組んでいます。様々なやり方で残業削減を目指していますが、なかなか残業削減に取り組んでくれない方がいます。こういう方に共通して言えるが、結果よりもプロセス重視している方が多くいるように感じます。
本当にプロセス重視ってなんなんでしょうね?この文化をどうにか変革しないと根本的な働き方の改革は難しいのでは?みなさんどう思いますか???
プロセス重視のメリットは何か?
冒頭でプロセス重視を否定してしまいましたが、プロセス重視も悪いことばかりではありません。プロセス重視は、一度良いプロセスを確立してしまえば、次回以降もそのプロセスを活かすことができますね。
一度良いプロセスを、時間を掛けてでも自身の力で体験することは、非常に勉強になります。仕事において一度でも経験すれば、大きなアドバンテージになりますよね。私が働くIT業界でよく言われているのは、一度プロジェクトを上流から下流まで経験すれば、大きく成長し、次回以降は1人でも大丈夫!となります。
このようにプロセス重視は、次回以降に活かせるポイントが多いんですよね。私自身も一度は、多少時間が掛かってでも試行錯誤し、プロセスを重視して仕事を進めていきますね。
プロセス重視を自身の力で達成することが良いことではない
プロセス重視で一度経験することは大切なのは間違いありません。しかし、そのプロセス重視を自身の力で試行錯誤することが重要なのではありません。
この間違いをしている方は、自身で仕事を抱え込み、どれだけ自身の力で頑張ったかを重要視してしまっているのです。「どうやれば仕事を最適なプロセスで目的を達成するか」という1番大切な事が抜け落ちてしまっているのではないでしょうか。
仕事において、プロセスを学び自身のスキルとして次に再利用していく事が重要なのです。だから、自身の力だけでどうにかしようとせずに、周囲をどのように巻き込んで先輩方の進め方(プロセス)を学ぶことも重要なのです。真面目な方ほど、自分の力で達成しようとしますが、周囲や先輩に是非とも相談してほしいものですね。
プロセスの本質を理解していないと生産性が落ちていく
自身で試行錯誤してプロセスを確立していく。周囲のアドバイスによりプロセスを良いものにしていく・・・。
最初のうちはこれで良いかもしれません。しかし、いつまでこのプロセス重視を続けていきますか?私は最初のうちだけです。正確には一度経験したプロセスを応用し、最速でゴールまで持っていくことを重視します。
時にはプロセスは無視して、結果だけを求めることもあります。この強引な結果(成果)を求める際に大切なのは、いつでもプロセス重視に戻せるということ。少しでも、このまま進めたら危ないという感覚があったら、プロセス重視して手堅くいくのです。
簡単に言えば結果を求めるところと、プロセスを重視して固くいくところを上手く使い分けていくんですよ。
この見極めができると、結果を求めて一気に進める部分と、手堅くプロセスを重視して進める部分を使い分ける事ができ、生産性が一気に上がります。大切なのは、可能な限りプロセスを重視せず結果重視で進める事ですね。
長時間労働=プロセス重視ではない!!
最後にどうしても言っておきたいのが、長時間労働している=プロセス重視しているということではないこと。長時間労働=頑張っていると考えている管理職もヤバいですよ。
管理職は、長時間労働している=プロセスを重視して丁寧に手堅く仕事をしていると勘違いしているのではないでしょうか。
だから、管理職ががむしゃらに頑張っている姿を見て評価してしまう。担当者は、頑張れば評価してもらえる!と思い込んでしまう。この両者の勘違いが長時間労働を生んでいるのではないでしょうか。
だからこそ、プロセス重視の本質を考え成果重視とプロセス重視を使い分けていく必要があるんですね。