ユーザー系IT企業の仕事がビジネス部門に奪われる?ユーザ系企業の問題とは

こんにちは、Mahaloです。2016年のsalesforceworldtourTOKYOに参加してきました。今回のイベントと人工知能と顧客接点強化が今まで以上に前面に出ているものでした。イベントに参加して、salesforceはどこまで大きくなるんだ・・・と感じておりますが、私自身が1番恐怖に感じているのが、ユーザ系企業の仕事が無くなってしまうのではないか?という懸念です。

ユーザ系企業に勤めている方は勿論のこと、学生もこの時代の流れを知っていると就職活動時に役立つかもしれません。ユーザ系IT企業と深く付き合いがある立場の仕事をしているからこそ感じた事を書いていきます。

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IT業界に何が起こっているのか?

そもそもですが、ユーザ系企業とは、自社のシステムを専門に構築している企業が独立している企業のことです。親会社から分社化されたIT専門の子会社の事。分社化しておらず社内のIT部門でシステムを見ている会社も一緒ですね。

早速ですが、この社内IT部門で今後何が発生することになるのか。早い企業でも既に現れているでしょう!一体何が起こっているのか?

答えは単純です。仕事が無くなっているのです。えええええっ!て思うかもしれませんが、近い将来確実に誰もが実感できるでしょう。

とはいえ若干は残ります。具体的には「残っているのは自社で過去ガリガリ開発して、クラウド化できないシステム群に対してツギハギの追加開発を行う程度でしょう。」主に自社開発(特にオンプレミス)で作っている場合は、残ってしまう確率が高いでしょう。

逆に、クラウドを積極的に活用している企業では、無くなってしまうかもしれません。とくに、salesforceのようなクラウドサービスを活用している企業は、IT部門の役割が大きく変化していくでしょう。

なぜクラウドサービスを使っていると、役割が大きく変化するのか・・・。それは、クラウドサービスがいい感じにシステムを組んでしまい、企業はそれを利用するだけになってきているのです。プログラムを作成する必要がないのです。直感のマウス操作のみでシステムが組めてしまうのです。

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salesforceがIT業界を激変させている

私は、2008年くらいからsalesforceのサービスを活用したシステムを企業へ提供してきました。昔は、単純な顧客管理を中心としたCRMといっても、業務に活用できるレベルではなく、全てカスタマイズして構築する手法が中心でした。正直、CRMは使い物にならず、単純なディスクを潤沢に積んだ便利基盤という位置付けで利用している企業が多かったのです。その証拠に、Notesという過去の情報管理基盤の王者からsalesforceへ移行する企業も多くありましたから。

その後、CRM機能がどんどん強化され、コールセンター業務でもsalesforceを利用する企業が増えました。そして、Twitterに似た機能まで出てきました。このあたりまで来ると、salesforceを中心として企業IT基盤の中心としている企業も多く出てきました。

さらに時は流れ、2016年・・・。流れは更に加速し、デジタルマーケティング分野や人工知能分野にまでsalesforceは勢力を拡大します。

2016年12月にsalesforceのイベントに参加しました。いや〜驚きました。ここまでサービスが充実していると、ユーザ系IT部門は何するんだ?というレベルでした。salesforceと契約して、社内のデータをsalesforceに入れておけば、いい感じに業務ができてしまうでしょう。

ライセンス費用さえ払っていれば、常に最新の技術を使いマーケティングから顧客フォロー、商談まで完了してしまうなんて夢の様な話ですよね。さすがに、契約マスタは社内の強固な基盤でと考えてますが。

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社内システム部門(ユーザ系企業)とビジネス部門の役割の変化

salesforceのようなクラウドサービスが勢力を拡大してきました。そうすると、IT部門は何をするのか?

私もsalesforceイベントの講演を聴きながら悩みました。

私なりに出した答えは、契約マスタを取り巻くシステムのメンテは、ユーザ系企業が中心になって引き続きやっていく。

しかし、顧客接点を中心としたフロント周りのシステムは、全てビシネス部門が中心となり、彼らが面倒見ていくんでしょうね。

このように感じる理由は、日々salesforceシステム開発は、容易になってきており、ビジネス部門の人間でも十分に対応できてしまうのです。IT部門はサポートに留まってしまうのです。

また、IT部門ってのはどうしても頭が固いのか、開発プロセスを重んじるのか、モノを世の中に出していくスピードが遅いってのも問題です。

仕事をビジネス部門に奪われるのは、最悪のシナリオ。明るいシナリオも!

全てのユーザ系企業が、このように仕事をビジネス部門に奪われていくというシナリオは、回避可能と考えます。その唯一の方法が、以下の2つを実施することだと考えます。

一つは、システム部門がビジネス部門の仕事内容を知ること!!

もう一つは、顧客接点周りのシステム開発をスピーディに行うこと!!お役所的に来年度予算を取って、決まった用途以外に使わない。というような考え方で開発していたら、仕事をビジネス部門に奪われますよ。時代の流れは非常に早いので、小さくリリースして育てていく精神が必要ですね。

就活生に向けてのヒント

就活生でユーザ系IT企業に興味を持っている方は、その志望している企業がどの様なシステム構成を組んでいるのか。特に顧客と接点を持つ部分の構成がどの様になっているか聞いてみるといいでしょう。

そこが、バリバリの自社オンプレ開発です!といっている場合、要注意です。今後の時代の変化についていけない可能性があります。

逆にクラウドサービス使ってますよという企業は、その部分の開発を今後誰が担っていくのかを聞いてみるといいでしょう。IT部門がビジネス部門に踏み込んでいく!と宣言する会社は安心できますね。

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30代の東京で消耗している社会人のMahaloです。沖縄の」ベンチャーで働く為に準備中。日々経験したことを自由にまとめているブログです。 ブログタイトルのMahaloはMa:〜の中に Ha:呼吸する、命、魂 Alo:共有する、向き合う 「魂・命の中に共有する」で「Mahalo:ありがとう」と考えると深い意味ですね。 私の大切な言葉「一度きりの人生、無駄にしない。他人にどう思われても構わない。自分で考え行動する」