こんにちは、Mahaloです。就活の定番、面接の最後に聞かれる「何か質問ありますか?」に対して、あなたはどのように答えますか?昔からある逆質問です。
面接対策本やネットに記載された逆質問の回答集って本当に多いですよね。
そこで今日は、高評価を受けるための質問方法とブラック企業対策用の質問を解説していきます。
目次
定番の逆質問集は効果なし。就活生が同じ質問してんだからね
就活生の皆さんは、面接官が1シーズンにどの程度面接を行っているかわかりますか?企業の規模により異なりますが、説明会に出た雰囲気でなんとなくの数はわかるでしょう。2〜3人だけというのは非常に稀で、10人以上見る場合が多いでしょう。
そんな何度もやっている面接官に就活対策本やネットに落ちている逆質問集をぶつけても、マイナスの評価にはなりませんが、プラスの評価にもなりません。ありきたりな質問をしても、ぶっちゃけ効果ないわけ。
定番の質問でいうと
入社までに学んでおくべきことがあれば教えてください
経営戦略や会社全体の方向性を教えてください
面接官の方々が仕事をしていて嬉しかったことを教えてもらえませんか?
引用元:NAVERまとめ
どれも定番で面接官をやったことがある方は一度でも質問されたことがあるでしょう。でも、こんな質問をしてもプラス評価なんてされませんよ。
逆に、入社までに学んでおくことは何ですか?という質問に関しては、評価を落としてしまう可能性があります。何故ならば、「そんなの自分で考えろ。」と面接官は思うのです。
あなた自身が、何をすべきなのか、わからないという事は、業界研究が足らないだけです。業界研究できていて、自分に何が足らないのか考えましょう。そうすれば、何を学ぶべきか答えは見えるはずです。
オリジナルの逆質問を考えて差をつけろ!
面接の最後の逆質問で、プラスの評価をもらうのは、先ほど述べたように難しいです。
では、どのような質問をすればプラスの評価につながるのか。
それは、オリジナルの質問をすること。しかも、質問観点も、他人とは別の視点で考えて欲しい。
そして質問は、必ずオープンクエッションで行うこと、「YES NO」で完結してしまう逆質問ほど勿体ないものはないですよ。
5年後10年後の業界の将来について面接官と一緒に考えよう
私が、逆質問で唯一プラスの評価をしたくなるのが、この質問だ。
XXXXX業界は今後、技術に進歩(少子高齢化でもOK)により△△△△△△になってくると予測されています。私は、5年後(10年後)□□□□□になっていると考えます。実際に働かれている立場の方からすると、△△△△△△になってくるという未来に関してどのようにお考えでしょうか。
この質問内容は、どの業界にでも応用することができます。自分で、志望している業界の5年後10年後を予測することで、何か危機感や疑問が必ず出てきます。
個人的なお勧めは、5年後10年後の変化を人工知能(ディープラーニング)やロボット技術を中心に考えること。どの業界にも相当なインパクトがあるはずです。なんせ、
私が身を置いているIT業界も、10年前を振り返ると驚きの変化がありました。クラウドやスマホは10年前の2006年には、全く普及していおりませんが今となってはスタンダートになっております。今から10年も経過するとロボットや人工知能は当然のように社会インフラになっているでしょう。
ブラック企業を見分けるための逆質問
誰もが避けたと考えているのが、ブラック企業ではないでしょうか。
ブラック企業を回避するために学生さんは「残業時間や有給取得率、福利厚生」を聞こうとしますが、表向きの数字しか教えれません。しかも、面接の場では質問しにくいため、敬遠される質問です。
しかし、ブラック企業にだけは就職したくと思うはず。
そんな人のために、逆質問を考えてみましょう。ブラック企業の見分け方において、面接の場の逆質問ほど効果的なシュチュエーションはないでしょう。
まず、ブラック企業を考える前に、ホワイト企業の特徴を考えます。
最新のホワイト企業は、「ワークライフバランス」や「女性活躍推進」という言葉が大好きです。特にワークライフバランスはホワイト企業のバロメータになりつつあるからです。最近流行りの「働きやすい会社ランキング」の評価基準にも、ワークライフバランスが重要視されることが多いです。
ワークライフバランスとは、ワーク(仕事)とライフ(生活)のバランスを考えること。「仕事に打ち込み、家庭は後回し」だとか「仕事後は帰って寝るだけ」というバランスの悪い働き方はしないのです。
逆にワークライフバランスが良いと、
- 仕事後に家族との時間が有意義に過ごせる
- 地域活動に力を入れて、仕事以外の人脈が多い
- 趣味に力を入れて、仕事で養えない感性を手に入れる
- 語学や資格の勉強に励むことができる
このように、ワークライフバランスが良いと、仕事面でもプライベート面でも良い効果があります。
ここまで、理解できたらあとは簡単です。面接官に対して、ワークライフバランスの考え方について質問すれば良いのです。出てくる答えによって、その会社がブラック企業なのか、ホワイト企業なのかの判定が簡単にできるはずです。
なお、このワークライフバランスの質問をすることで、「やる気ない奴」だと思われてしまうような企業は、確実にブラック企業です。そんな会社の面接を無理に進めていくよりも、落ちた方がずっと良いです。ホワイト企業の場合は、面接官程度の役職の社員は、ワークライフバランスの本質と重要性を理解しております。気にせずこの質問をぶつけましょう!