こんにちは、Mahaloです。私はIT業界に勤務しております。新卒で今の会社に入社していますので、転職経験はないです。IT業界の中では比較的有名で、就職は難しい分類に入る企業ですが、入社時に私は一切資格は持っていませんでした。
入社前に基本情報技術者試験を受けましたが、午前問題で撃沈し、午後試験を受けずに帰ったくらいです。
結局そのまま資格を持つこともなく10年が経過して転職活動をきっかけに基本情報を受験することに。
入社10年もすれば、無勉強でも合格可能
驚いたことに、午前問題も午後問題も日々の業務で当然のように使っている内容ばかりなので、スラスラ回答できるんですね。何故、この程度の問題が新入社員の時に解けなかったのかが不思議なくらいです。
要するに、基本情報技術者試験はIT業界に勤務していれば大半の問題は解くことができます。それだけ基本だったということです。
新人の時は、単純に暗記に頼っていたので合格できませんでした。当時は業務で使うものだとは思いませんし、実際の利用シーンもわからず勉強しているのですから、頭に入ってきませんし、覚えた知識の応用もできませんよね。
就職活動に基本情報技術者試験は試験は必要なのか?
さて本題です。
就職活動に基本情報は必要なのか。私は、不要と考えます。
企業は持っている事で、その人を優先にする事はない。と断言できます。唯一の例外が以下のパターンでしょうか。
AさんとBさんの評価が同じくらいで、採用枠が1名のみ。Aさんだけが資格を持っていたら、Aさんが合格でしょう。しかし、面接評価がBさんが上ならば企業は、Bさんを採用します。それほど、企業の採用には資格をではなく人柄の評価が重要なのです。
面接やグループディスカッションで企業が見ているのは、行動特性や態度です。
具体的には、コミュニケーション力という「自身の考えを伝える力。他人の話を的確に把握できる力」そして、現状を分析し目的や課題を明らかにする力。課題解決に向けたプロセスを定義する力。新しい価値を生み出す為の創意工夫力です。
知識は求めていないことが実情です。
いつ基本情報技術者の資格が必要になるのか。
資格は、入社して3年以内くらいを目安に取得すればいいのだと思います。社内の昇級基準に資格がなければ基本情報の資格は不要です。
それよりも上位の資格(プロマネやアーキテクト、ストラテジ)や別の勉強に時間を使いましょう。
とはいえ、IT業界の別で企業へ転職する場合、基本情報を持っていない事が不利になる場合があります。まさに私が資格を取得した理由が転職の際の応募基準に基本情報技術者試験があったから。
この点を考慮して、私はプログラムを忘れない30歳前には取得しておいた方が良いと考えます。私は30歳こえてから取得しましたが、午後のプログラムの問題が全く解けませんでした。たまたま数問正解した事と その他の問題が9割以上の正解だったので、ギリギリでした。次は合格できないと思います。
注意したいのは、資格を持っている=仕事ができるとは限らない
資格を持っていても仕事ができない人はいます。逆に資格を持っていなくても周囲に認められ次々に昇格している人もいます。私も資格取得の時間を取られるくらいならば、読書をしたり、ブログを書いたり、新しい技術の勉強したいです。
資格は対外的に自身のスキルを示す事ができる便利な指標ですが、資格を取得することを目的とするのではなく、資格を取得して何をするかを考えてみますよう。
私が資格を取得した理由は、転職するという目的に、基本情報が必要だったからです。