こんにちは、Mahaloです。最近アクションラーニングっていう学習手法にハマってます。アクションラーニングが何?って方はググって欲しいですが、簡単に言うと、シンプルな質問中心で課題解決していく学習手法です。
実際に研修で学ぶ機会があり、研修後の仕事で使ってみたのですが、効果抜群!その感想をまとめてみます。
アクションラーニングってそもそも何?どんな手法?
アクションラーニングで課題解決する事が多いのですが、通常の課題解決手法とアクションラーニングを使う事で何が違ってくるのか。ここが多くの方が抱く疑問でしょう。
実際に体験しましたが、何が違うのか・・・。
それは、アクションラーニングは単純に課題を解決する手法ではなく、学習手法だという事です。一般的な解決手法ですと、課題解決に向けて誰かが良いアイディアを出して解決する事が多いです。しかし、アクションラーニングでは、決して1人のナイスなアイディアで解決するということはありません。課題解決に向けて遠回りになるというデメリットもありますが・・・。
実際にどのように進めていくか。大まかな流れは、
- 問題点の再定義
- 問題を解決した際のイメージ作成
- 解決に向けての自身のアクションプラン
の3つを繰り返すのです。
特に「問題の再定義」が重要なのです!!このパートの進め方は、質疑応答を繰り返す。質問者は自分の意見を言わない。回答は、質問に対してのみ答える。を徹底して進めるのです。
アクションラーニングの何がいいのか?
アクションラーニングを、実際に試すとわかるのですが、課題解決向けて時間がかかる。しかも、非常に疲れるんですよ。
しかし、課題解決に向けたアクションプランは、通常課題解決手法よりも現実的な案が出てくるんですよ。そして、通常よりも課題の真相に迫っているものになっております。
似たような課題の解決に向けて、アクションラーニングと通常の手法の両方を同じメンバーで試したのですが、アクションラーニングの方が良い結果でした。
何が変化するかというと、アクションラーニングは自身が動くプランに決着出来るのですが、通常手法ですと他人任せになってしまう事が多いのです。また、参加者の質問力を上げる学習もできるんです!
ほんと頭を使うので疲れますが、いい手法なんです。この手法で課題解決している時間が面白いんですよ。
アクションラーニングを成功させるポイントは?
最初にアクションラーニングを実施すると、何を質問したら良いのかわからず、戸惑うでしょう。私も同じでした。
ここでは、私が良いと感じた質問のポイントをまとめていきます。
1番良いのが、そもそもの何故を考えさせる質問。いわゆる誰もが疑っていないバカな質問です。これを質問された時、きっと困ってしまうでしょう。でもこういう質問が本質に迫るのに良いのです。
次に良いと思った質問は、抽象的と具体的をコントロールする質問。物事を話す際に人によって抽象的に話す方もいれば、具体的すぎる方もいます。抽象的な場合は、具体的に持っていく。具体的な場合は抽象的に持っていく質問は効果的です。ここをコントロールできると、何を課題と考えているのかが見えてくるんですよ。
最後のポイントは、視点を変える質問。この質問ができる方は、非常に少なく難易度も高いですが、やはり効果が高いです。課題を深掘りしてくれますし、新しい視点での議論が進みます。私もこの質問ができるように頭を使っているのですが、所詮Fラン大学の頭なので、難しいんですよね。これが私の課題です。